ニブンノイチ
ケッ…
なんで親父なんかと一緒にメシ喰わなきゃなんねーんだよ。
「おぃ、なる!」
「…」
「このクソガキ!シカトすんな!」
「っんだよ!」
「…」
なんだその目は?そんな目でみんじゃねーよ!
「おい!今度はクソ親父がシカトか?」
「おまえ本気か?」
「何だよ急に…」
「唯ちゃんのことだよ。」
「あぁ?当たり前だろ!ぜってぇ、俺のもんにしてやる!」
「まぁ、お前みたいなクソガキに救いの手を差し出してくれるこなんか唯ちゃんくらいしかいないもんな。」
テンメェ!クソオヤジ!言いたいことばっかぬかしやがって
「本気だったら言えばいいだろ!いつも回りくどい言い方ばかりしやがって!」
「余計なお世話だ!…っ…それなりに順序ってもんがあんだろ!」
「順序ねぇー…生まれた時からずーっと一緒にいる唯ちゃんと今までどんだけ時間があったよー」
「だぁ゛ぁ゛ぁぁウルセェー!」
「のろのろしてたら俺が唯ちゃんを頂くからな!俺は今フリーなんだ!」
「あ゛ぁ゛!何ジョーダン抜かしてんだ!テメェ!アラフォのクソオヤジだろ!ってか…その前にかーちゃんがいんだろ!かーちゃん裏切ったらぜってぇー許さねぇーからなぁ!」
「アイツは細かいことは気にしない、俺様が認めた最高の女だ。死んでからも俺を縛ろうなんてこれっぽっちも思ってねぇだろうな。」
「そう言う問題じゃねぇー!!」
「だったらビシッと決めろよ!漢として!」
親父に言われなくってもわかってらぁー