ニブンノイチ
第一章


「なる~!」

ドタバタと階段を駆け上がる音と甲高い声で俺の名前を呼ぶ声で眼が醒めた。

俺のことを‘なる’なんて呼ぶの親父とおまえぐらいだよ。

‘なる’

なんて…なんか、かわいい感じでかっこわりぃじゃん!
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