LOVE・ラブ・らぶ-先生と描くsweet life-
―――――………。
歩は眩い光で目が覚めた。
朝日がカーテンの隙間から射し込んでいる。
隣を見ると穏やかな顔で眠っている先生がいた。
規則正しい一定なリズムで寝息が聞こえる。
「あたし……先生と」
恥ずかしさが込み上げ、寝返りをうち、横を向く。
すると寝息が聞こえなくなった。
その瞬間、もぞっとした感触が身体を襲う。
「……ひゃん!」
くすぐったくて変な声が出てしまった。歩が振り向くと、先生の声が聞こえた。
「………歩 おはよ。」
と目覚めるなり歩を抱き締めていた。
「せんせ………」
不意討ちでこそばゆい。