LOVE・ラブ・らぶ-先生と描くsweet life-



「あぁ、ホントに君の声も、この華奢な身体もそそるなぁ。僕があの映像の中の人になりたかったなぁ。」


ハルキは羨ましそうに言う。


そして何かを思い出したように、


「あ、僕が今から君に同じことすれば夢は叶うよね~」


とにやにや笑いだした。



ハルキの手が歩の身体に伸び、触れようとした。


歩は怖くて身体が動かない。



嫌だ―――――!!


怖い―――――!!



先生、助けて―――……!!!




歩は心の中でそう叫ぶ。

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