LOVE・ラブ・らぶ-先生と描くsweet life-




「歩、そろそろ起きろ」


「………んん、」


歩は先生の声に起こされた。



昨日の夜、終わったあと、シャワーを浴びて服を着て、二人でベッドで眠りについた。その時間から12時間ほど経っている。


相当眠っていたようだ。


きっと日頃の疲れが出たのかもしれない。



「へ………?………え?!やだ、もうこんな時間?!」


歩はガバッと布団から這い上がる。


「あんまりにも歩が気持ちよく寝てるんだもん。起こしても起きないし」


「………最悪」


歩はため息をつく。


「何で。バイトも学校も休みなんだろ?ゆっくりできるじゃん」


「だって寝て半日過ごすなんて損した気分………。それにクリスマスなのに」


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