LOVE・ラブ・らぶ-先生と描くsweet life-



「まぁまぁ。歩、毎日遅くまで勉強してるだろ?頑張りすぎなんだよ、きっと。今日は昨日の雪で道も凍ってるし出掛けるのとか大変だと思う」


歩はカーテンを開き外を見る。


外は昨夜より銀世界だ。


道は凍っているのが明らかに分かるほど光っている。


せっかくのホワイトクリトリスなのに、大量に降り積もってしまえばこんな状態になる。


「降った量が少しならね」


歩は苦笑した。



「ま、今日は家でゆっくり過ごそう?一応、昼飯作ったからさ食べよう。」


「え、先生が?」



そう言えば美味しそうな匂いがする。


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