LOVE・ラブ・らぶ-先生と描くsweet life-



その後、みんなで茶の間でワイワイと賑やかに話をしたり、遊んだ。


「じゃあ、そろそろ料理の支度でもしようかしらね」


と江美子が言った。


南も『そうね』言う。



「あの……あたしもお手伝いします。」


歩も立ち上がる。


「あら、歩ちゃんはお客さんなんだしいいのよ?」


と言われたが………。



「って言いたいんだけど、彼氏んちって落ち着かないわよね~。私そうだったもの」


歩ははずかしそうに頷いた。


「じゃあ手伝ってもらおうかしら。大体は下準備してあるから時間もかからないと思うし、」


江美子と南が笑う。


台所に向かうため、2人が立ち上がった。


歩は2人のあとを追うように立ち上がろうとした。



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