LOVE・ラブ・らぶ-先生と描くsweet life-



二人は再び唇を重ねた。


今度は長くて甘いキス―――。



だが歩は少しだけ“いつも”と違う感じがした。


“いつも”より長いような―――。



息が続けられない……。


こんな長いの初めてだ。


声もいつもは堪えてきたが、堪えきれない。


変な声が出そうになった時、


「せんせ………、」


と戸惑ったように抵抗した。



だが先生は何も言わず、歩の唇を塞ぐ。


「………ん、」


堪えてたはずの声が声が漏れてしまい、恥ずかしくなった。

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