ほろ苦い体験&今でもステップ踏んでるよ
尚美と俺がつきあうようになるのに、時間はかからなかった。
毎週土曜日には、尚美の1人暮らしのマンションに泊まった。
尚美も日曜日には、俺のマンションに泊まりに来た。
店には、あまり行かなかった。
大抵俺は、他で飲んでて尚美と合流場所を決めていてそのバーで飲み直して尚美のマンションに笑いながら帰った。
尚美は、あちこちの店で有名だった。
道を歩いていても挨拶された。
有名だったのだろう。
2人で飲んだり食べたりする時には尚美が必ずお金を、払った。
尚美は、お金を持っていた。
車も外車に乗っていた。
俺は、不思議に思い何度か聞いた。
尚美は、笑って家が金持ちだから心配しないでと言った。
2人は気が合った。ついでに身体も合った。
身体にも相性ってあるんだよ。あまり深く書かないけどね~。
2人は、尚輝と尚美で『ナオ ナオ』
と呼びあった。