ある猫の小さな話
ある夜、おばあさんは、そばで眠っている猫に、そっと頬をよせ


「ありがとう」

とささやきました。

それは、猫がおばあさんに伝えたかった気持ちでした。

おばあさんには、猫の気持ちが、ちゃんと伝わっていたのです。
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