いつも隣に君がいた ~クローバーの魔法~




「え〜、今日はこのような晴天の中、桜美高校の入学式を行え……」


校長先生の長ったらしい話をほとんど聞かずに、私はただただぼ――っとしていた。



『今日は入学式だから』ってお母さんに6時に起こされて… 今まで春休みで朝起きるの遅くてただでさえ起きるの辛いんだから、せめて6時半に起こしてほしかった…



優姫とはクラス離れるし、もう最悪だ……



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