いつも隣に君がいた ~クローバーの魔法~





「はい、じゃぁ図書委員は…戸川さんと七瀬さんね。えっと、次は…」






図書委員、とチョークで書いてある隣に、『戸川・七瀬』と書かれた。





どうやら他に手を挙げた人は居なかったらしい。





自分の委員が決まったのでホッと一息していると、奈々ちゃんが振り向いて、





『やったね!』





と、口パクで私に言った。






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