いつも隣に君がいた ~クローバーの魔法~




キ―ンコ―ンカ―ンコ――ン…





「はーい、じゃあ今日はここまで! みんな解散!」





先生がそう言うと、みんなは机に出していた筆記用具とかを、ガサゴソと鞄にしまい始める。





さて、帰ろうかな。




そう思って鞄を持った時。






「ひーまーり~っ! 一緒に帰ろ―っ!」





と、図書室にはあまり相応しくない大きめの声が後ろから聞こえた。




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