死への救急搬送
ノンフィクション・実話
完
2
- 作品番号
- 663948
- 最終更新
- 2014/02/10
- 総文字数
- 118,421
- ページ数
- 277ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 461,497
- いいね数
- 2
- ランクイン履歴
-
ノンフィクション・実話3位(2012/10/12)
- ランクイン履歴
-
ノンフィクション・実話3位(2012/10/12)
2011年6月28日家内死亡
2011年4月13日に自損事故を起こし停止
その後香川県M市救急隊に恐怖の救急搬送をされてから2か月半後であった。
耐えられないひどい救急搬送をされながらもよく持ちこたえたが力尽きる。
生きられる可能性があった命が消えた。
二人の約束であった脳死臓器提供を申し込むも時すでに遅しと判断され死後眼球のみの提供となる。
悔しいが命を助けられずに真に申し訳ない・・・
心より安らかなれ
香川県M市救急隊は反省し原因究明をして今後透析患者の搬送事故が起きないように改善する責任があります。
組織防衛で搬送事故を隠ぺいするのは住民の社会不安になります。
私に圧力や脅しをかけるよりも行うべきは正しい言動と行動です。
香川県庁K管理課も医師が搬送問題ありとして搬送改善を提案した事案を何故葬ったのか。
それを具体的に公表しない事実は隠ぺいをしないといけない理由があるのか。
M市救急隊並びにK管理課の方は私が執筆する事実を伝えてあるのだから反論があるなら正々堂々とご意見を感想ノートにお書きください。
今回の経験により救急組織は全国的に同様の事実がある可能性を疑います。
(私の場合とよく似た事案が発生し電話対応で救急搬送を断られた方の裁判が始まりました。救急組織や公的機関は、もういい加減に悲劇を繰り返すのを止めてください)
この作品のレビュー
奥様が亡くなられたのは お気の毒で痛ましい… あなたの怒りは 救急隊員の姿勢にあるようですが… それもわかります しかし 奥様の死の直接原因は 脳内出血… これを 回避する方法があったでしょうか? 緊急時の対応の仕方を 追求されるのは お立場からわかるとしても… 奥様の死で 御自分を責めるのは おやめ下さい… 人は 神ではありません どうしようもない現実は どんなに苦しくて 悲しくても 受け入れなければなりますまい…
これは命の記録である。 救急搬送事故という、あり得ない事故に見舞われながらも、命尽きるまで、家族と共に生きようとした、ある女性の闘病の全てを記した作品。 そしてそれは、夫である作者『桜坂 爽』の闘いの手記でもある。 淡々と静かに語るように綴られた文章を読み進めていくと、怒りや悲しみ、そしてもどかしさが溢れてくる。 それはまるで、見失っていた大切な何かを、彼に正面から叩きつけられているようだ。 自分は、何を守ろうとしてきたのだろうーー。 ぜひ、大勢の方に読んでいただきたい。 そして、深く、心に刻んでほしい。 この命の記録を。 この闘いの手記を。 そして、 家族の愛の物語をーー 故人のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
この作品の感想ノート
こんばんは。初めまして。当て字ですが、さくらと読みます。
最後まで一気に読みました。
まず、奥様のことは御愁傷様でした。全てたらればになりますが、あの時、ちゃんと搬送先を変更してくれれば。。。救急隊員が、人の話を聞いてくれてればと思われることばかりですよね。
うちは、父親が体調崩して、血圧と体内酸素濃度が下がり、痙攣もおき、意識もはっきりしなかったため、救急要請しました。以前、脳梗塞もおこしたこともある為、救急隊員は脳と心臓のどちらも疑いどちらも兼ね添える病院を探してました。中々どちらの先生も居るという病院はなくて、市内の殆どの病院に電話してくださり、最終的に脳外科の医師は居ないが、心臓内科の医師は居てくれて、救命救急にて、検査もしてもらえるからと日赤で診てもらえることになりました。幸い大事には至らず今も生活出来てますがあの病院が決まらなかった時間は、これが噂のたらい回しやなと、私の脳内はその言葉が駆け巡っていました。
後、次の話しは、私の職場で経験したことです。以前、私は、整形外科の急性期病棟で働いてました。夜勤してる時に外線が入り、対応してた時のことです。2020年の今年は、コロナ対応の出来る病院ではない為、明らかに整形外科対応ではあるのに、熱発してた為、救急隊員に、断りを入れ続けてました。救急隊員も中々引き下がらなくて、もうそちらの病院で5件目なんですよ。どうにか診察してもらえないですかね?って、その日の夜間医師は、熱あるなら、見ないと言ってるし、確かにコロナ対応の出来てる病棟ではないので、もし陽性患者なら、病棟だけじゃなく病院全滅します。それこそ、透析患者様も居られますので、いくら整形外科対応としても迂闊なことは出来ませんでした。当の患者様には大変申し訳なくは思いましたが。話し逸れましたが、その救急隊員と会話してた時に感じたのは、救急隊員は兎に角早く患者様を引き取って欲しいのだなぁと思ってました。このコロナの時期でなければ、確実に対応してたと思います。
全国の感染者が、日々増えて行ってます。桜坂さんも体調には、充分に注意して下さいね。文章力ない文を読んでくださりありがとうございました。
若甦さん、こんばんは
お読みくださりありがとうございます。
お言葉の通り人間は神ではありません。
故に努力が必要だと思います。
私もそうでしょうし救急組織や消防の方々や官僚や政治家もです。
とにかく正常に話し合う必要があります。
私の提案を無視して私をクレーマーに仕立て上げ医師が開催してくださった搬送改善の会議を葬り去るのは正常だとは言えません。
彼らは自分たちの立場のみを考えて行動しています。
公的な人たちなのに我が身の立場を優先するのは恐ろしいことだと感じます。
私は搬送を改善したいのですが彼らはこれ以上仕事や勉強を増やしたくないのでしょう。
実際に元消防勤務の複数の方々から消防内部の組織防衛を行っている真実を聞いていますし、隊員も上司の教育で不都合なことは隠すようになるようです。
責任感を持って立派に活動をしてくださっている方々がほとんどだと信じたいとは思っていますが・・・
しかし私の家内の事故の後も初歩的な搬送事故が次々に起こっております。
いったいどうなっているのか・・・
私自身は個人として活動するのは無力だと強く感じました。
家内の脳内出血は防げなかったでしょうが、搬送事故は防げた可能性があります。
助けられる可能性はあった。
その可能性を大きくすることが彼らの役目でしょう。
もう失望しました。
私自身も体調を崩し週に一度病院へ通っていますが先は見えません。
おそらく近いうちに仕事は続けられなくなります。
何かを見つけなければ・・・
いただいたお言葉に心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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