死への救急搬送
私が大学生のころは履修届を手書きで書いて提出していましたが、米国の大学ではすでにパソコンが使用されており驚きました。
その頃の日本は日の出の勢いであり日米貿易摩擦問題も発生し、日本の国は債権国家であり、それまで世界最大の債権国家であった米国は世界最大の債務国家へ転落していました。
しかしすでにパソコン社会であり、基礎的な基盤が日本よりも進んでおり、いつかはまた追い抜かれるだろうと実感しました。
米国人のレベルは高く貿易摩擦などあっても、特に西海岸においては差別も中傷もなくおおらかな国民でした。
特に私が驚いたのは障害者に対する優しさです。
米国の大学でも障害者に対する態度を徹底的に教育されました。
すでに地下鉄には障害者用のエレベーターがあり、車いす用のスペースもありましたし、駐車場には障害者用レーンもありました。
日本人のように健常者がそのスペースを利用するのを一度も目撃した経験がありません。
もちろん盲導犬もバスや列車に乗れますし、周囲の人々も手を貸します。
人としてのレベルの高さに感心しました。