死への救急搬送


日中は叔母さんや義父が来てくれています。

私は午前9時になると一度帰り数時間仕事に行き昼食を食べ終え、少し休息して洗濯物を持って夕方にはまた家内の病室へ向かいます。

午後8時には娘が来てくれるので私は1時間ほど家内に話しかけたり手や足を少し動かせたりするなどの努力をして帰ります。

家には猫が3匹いて私が帰るのを待っています。

自分のこともしないといけませんし、家内が可愛がっていた猫ちゃんたちも家内が帰って来るまで元気でいてもらわないといけません。

とにかく忙しくて眠れる時間は5時間くらいです。

それもいつ家内の容体が変化して電話が病院からかかってくるか分からないので緊張して眠っていて浅い眠りになってしまい徐々に疲れてきます。

娘も一晩中家内を相手しているので相当に疲れが溜まっていったと思います。






娘が家内の病室で泊まりだして3日目の朝です。
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