死への救急搬送
娘が病室に泊まり始めてからの家内の回復力は力強く4日目以降は徐々に字が書けるようになってきました。
ペンとスケッチブックを用意して書いてもらったのですが、娘が話す内容を理解して返事をしています。
ただし私が見ても判別可能な字は全体の半分ほどで文章としては意味不明な部分の方が多くあります。
しかしながら娘は家内が声が出せないまでも口を動かしながら返事を書くのか、書いている内容が分かるようです。
家内が書いてある部分に娘が注釈を書き入れ家内が話したい内容を書き直してくれています。
たとえば酸素マスクをして話をしようと試みて
「ズーハー、ズーハー」と息をする自分の声が聞こえ
「○ース○ー○ーみ○い○な」
と書いてある注釈は
「ダースベーダーみたいやな」笑わしてくれるよね
と横に書いていてくれているのでよくわかります。
さすがに母と娘だなぁと感じました。