STAR
「つーか朝倉、何でお前あっちいかねーの?」
浩太が玄関前を指さして言った。
「だって、混んでるから…」
「はあぁ!?お前バスケ部だろ?」
「う、うるさいなあ!!分かったよ!行くよ!」
私は、浩太をにらんだついでにあっかんベーも入れて、玄関前に急いだ。ホントにもう、浩太ったら余計なお世話。
浩太は、『スポーツがりの似合う、爽やか野球少年』とかって、中学の頃は騒がれてた。たしかに、頭もよくて、ちょっとはイケメンで、優しいとこもあるけど…。それはほかの子たちにだけで、私には意地悪なんだもん。嫌になっちゃうよ!
何とかして掲示板の中から自分の番号を探す。
でも…
「見えない…」
身長160ぽっちの私の前には、長身の男子。
「あの…見え…な…いん………ぎゃっ!!」
そして恐れていた事態。私はその男子に簡単に飛ばされてしまった。
浩太が玄関前を指さして言った。
「だって、混んでるから…」
「はあぁ!?お前バスケ部だろ?」
「う、うるさいなあ!!分かったよ!行くよ!」
私は、浩太をにらんだついでにあっかんベーも入れて、玄関前に急いだ。ホントにもう、浩太ったら余計なお世話。
浩太は、『スポーツがりの似合う、爽やか野球少年』とかって、中学の頃は騒がれてた。たしかに、頭もよくて、ちょっとはイケメンで、優しいとこもあるけど…。それはほかの子たちにだけで、私には意地悪なんだもん。嫌になっちゃうよ!
何とかして掲示板の中から自分の番号を探す。
でも…
「見えない…」
身長160ぽっちの私の前には、長身の男子。
「あの…見え…な…いん………ぎゃっ!!」
そして恐れていた事態。私はその男子に簡単に飛ばされてしまった。