尚斗と樹里は幼なじみ。
毎朝尚斗が樹里を起こし、一緒に登校するのは日課。
ごく普通の二人。
だけど一つだけ違うのは、樹里が耳に障害を持っている事だった…
そんなある日、樹里の耳が手術で治るという事がわかった。
けれど彼女はこのままでいい、と言う。
そんな彼女の気持ちが分からなくて。
二人には次第に距離ができていく──
離れてみて気付く気持ち。
それは一体、なに?
優しさとあたたかさが詰まったストーリー。
隣にいるのが当たり前だった存在が遠くなっていくに連れて、人は新たに気付く事があります。
ぜひ読んでみて下さい!
この作品のあたたかさに触れてみて下さい。