鬼=陰陽師!?~あたしの王子は俺様王子~

・・・・・・。



「では、さようなら」


―――がらっ


っという感じで教室を出る予定だったのに、



「はなしてもらえませんか?」


「それは無理。 
 諦めたら?杏ちゃん」


「はなしてください。
 それより、あなたに名前で呼ばれる意味がわかりません」


「杏ちゃん?」


鬼杏が心配そうにみてるけど・・・・

ゴメンね鬼杏。

今はそれどころじゃないの




「バイバイ、鬼杏」



逃げるが勝ち


そういって王子の手をむりやりふりほどき、家まで走ってかえった。



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