【短編】キミはお姫様。【実話】
(ねえ、桜井君が隣のクラスの城崎さん犯したってマジ?)

(やだー・・・真面目そうに見えて結構アレなんだね)

(うわ、ほら来たよ)




「おはよう・・・」

教室に入るとみんなの冷たい視線が刺さってきた



(よく平気で来れるよねー)

(レイプ魔が来たぞ)

(恥ずくないのかな?)

(きも)

(無理ー)


昨日まで話しかけてきた奴も誰も話しかけてくれない

みんな陰で俺の悪口




「桜井!」

青木だ

「・・・・・何?」

今更謝りにきたのか?

「俺はお前のこと信じてるからな!桜井はそんなことしないって信じてる」

「は・・・」

「俺達、ずっと親友だからな。じゃな!」

今すぐにでもこいつがやったと言ってやりたい・・・

(行ってきたよん)

(青木ーお前レイプ魔と話してくるなんて勇気あんなー)

(まあね。あんなんでも元友達だし?)

(元かよーははは)

・・・・・・・・・・・・・

でも誰も信じてくれないんだろうな・・・

それにしてもどうしてこんなすぐに噂が広まったんだろう・・・先生達はまだ話してないはずだし・・・
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