【短編】キミはお姫様。【実話】
「いらっしゃいませー」

「店長さんいる~?ここで働いてる姫華ちゃんの友人だけど
聞きたいことがあるんだよね~」

「こ、困ります・・・勝手に奥へ入ってもらっちゃ」

「いいからどけよ」

ドンッ

「うわっ・・・」






夜の学校は昼間とは違った雰囲気に包まれていた
人の気配はない
なんとなく神秘的だけど怖い・・・





城崎はまだ剣道場に来ていなかった

23時40分・・・約束の時間まで後20分

少し早かったかな



パリンッ






今校門のほうから何か音が聞こえたような
気のせい?



ふと見ると剣道場のドアには鍵がかかっていない
princessが解散してからどうなってるんだろう
楽器や機材はまだあるかな・・・


気になる





ガチャッ
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