危険な夜へご招待【仮面de企画】
結構盛り上がって、イイ感じの甘い雰囲気を漂わせる二人。
ここは気を利かせた方がいいかな?
私は取り皿を持って、ユッキーの傍に近付く。
「ユッキー達も、タイミング見計らってどこか行った方がいいかもよ」
こそっと耳打ちすると、ユッキーもすぐに察知したようで
「OK!空気読ミマ〜ス♪」
と、ウィンクしながら指でOKサインを出した。
ユッキーはそんな今時の日本語も使えるようになったのか…
なんて思いながら、私はミーナが気付かないうちに料理が並ぶテーブルの方へと移動した。
「何食べよう…」
取りに来たはいいけど、結構お腹いっぱいになってきてる。
でもサラダくらいなら食べれるかな…。