危険な夜へご招待【仮面de企画】
何で嫌じゃないんだろう?


合コンとかですぐ触ってくる人とか、その時点で即アウトなのに。


大輔にだって『いい子いい子』なんて頭ナデナデされたりしたら、絶対イラッとしてるはず。



そんな私が……

何故この人には何とも思わないんだろう。


むしろ少し嬉しいくらい。


不思議だ……。



「ミーナちゃんは?」


「へっ?……あぁ」


物思いに耽っていた私は、東條さんの声で我に返る。



「ちょっと…イイ感じなんで」


相変わらず楽しそうに話しているミーナを指差すと、東條さんもすぐに状況を把握した様子。



「あぁ、なるほどね。気を利かせたワケだ」


クスッと笑って納得したように頷く。


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