涙の数だけ花束を

烙印

呆然と立ち尽くすあたしを気にも止める事もなく社長である彼が、何を話してもあたしの耳には入ってこなかった。


意味が分からない。


今朝、会社への道を聞いてきた彼が


何気ない噂話しを交わした彼が


社長?!



ってか、あたし社長の悪口言ったし…


ヤバいじゃん。


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