あたしの初恋。
思い出の場所で・・・。
 晩御飯はおいしかった。結構な味でした!
ミニーの焼き模様(?)がついている
プリンなどのデザートも出た。
「きれい!!てか、カワイイッ!!」

「だろ?」
 え?なんで栗ちゃんが知ってんの??

「へ?コレ、栗ちゃんが予約したの?」

「へっへーんだ。」

「えー?!ありがとー♪」
かわいかったからつい“ありがとー♪”なんて言ってしまった。
まぁ、いいや。感謝してるのはホントだし。
それに、栗ちゃんだって好きでこのメニューを頼んだんだし・・・。

この後はお風呂に入って、寝るだけ♪
お風呂は部屋についている。
「おっふろ~おっふろ~♪」

部屋のドアを開けた。
ガチャッ。

「あれー?栗ちゃん?」
先に帰ってたハズなのにな・・・。
必死で探すけど、居ない。
トイレかな?ドアをあけた。
ガチャッ・・・。

ん?シャワーの音が・・・。
お風呂先に入ってたんだー・・・。
ホントに栗ちゃんかな?
「栗ちゃん?」

「え・・・・・?愛海ちゃん・・?」
ヤバい・・・。焦ってる!!
お風呂はカーテンで見えなくしてある。
見てないから・・・。

大丈夫。
安心、安心ー!!

「ホントに栗ちゃん?」

「俺だけど?」
カオ見せて!とか言ったらやばいし・・・。

「ふーん、じゃ、いいや。」
あっさりと引き上げた。

それがイチバンなんだよね。
それが・・・。
あたしだってそこまで悪じゃないしね。

後ではーいろっと。
今はぐったりしとこ♪

一方、栗ちゃんのほうは・・・

ふぅ、よかった・・・。ガラってカーテンを開けられたらおしまいだもんな・・。
よかった。
俺も変態じゃないしな。
いや、変態なのか・・・。
まぁいいか・・・。どうでも。


愛海ちゃん今どうしてるかな?

わかんねぇよな・・・。女ってさ。
単に、カワイイもの好きとしか受け止めてないしな。俺(様)。
愛海ちゃんもわかんねーな・・・。
まぁ、これから知っていけばいいんだよな。

今日はもぅあがろうっと・・・。


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