あたしの初恋。
病院
 あたしのバカバカ。
何で栗ちゃんに毎晩・・・・
もぅいいや。
考えないように、考えない!

一方栗ちゃんのほうは・・・。


あ~あ、愛海を毎晩・・・
へへへへへへへへ。


俺なんだか最近、いやらしいな。
もうちょっと紳士(?)らしくしなきゃな。
まぁいいや。


そういえば、さっきから
ガキがちょろちょろしてるな・・・。

俺もそこまで悪じゃないし、
遊んでやるか。



「お~い♪こっちこっちぃ~」

「まてぇー!おじさん!!」

「な、誰がおじさん・・・鬼さんべぇ~だ!」

栗ちゃんあんだけ元気じゃん、
とスネながら
庭を二階の窓から見下ろす愛海。

「ほぎゃッ!!」

「あ、」
ちっちゃいコがこけた。
すぐに手当てしなきゃ・・・。


栗ちゃんは?
栗ちゃんは気づいてないの?

「へっへへ~俺の勝ち☆」
とかいいながら他のところを走っている。

「もぅ・・・」

「栗チャーン!」

「ふぁ~い?」

「ちっちゃいコが泣いてるよー?」

「エ?ウソ?マジ?」

「マジ。手当てしてあげなさいよ!」

「うっわーヤベっ!」
といいつつ、
ふところからティッシュと
消毒液を出す。

「急いではしるからだぞ!」

「だってぇ、おじさんが早いんだもん。
 中年のおっさんのクセしてさ。」

「ぷっ!」
思わずふきだす愛海。


「おっさんじゃなーい!」
栗ちゃんがでこピンした。


すると ちっちゃいコは
ホッペタをふくらませ、

「たっちぃー!!」
とばんそうこをは張り終わったうでに
たっちをした。

「うわ!って、ずるいーー!!!」

「おじさんの方がずるいんだ~!」





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