あたしの初恋。
 帰りに別れた。

「じゃあね~!」

「また明日ね~!!」
と別れの言葉を言い、
別れた。

それから10分くらいしてからだろう。
病院から電話がかかってきた。

『もしもし?!』
え?聞き覚えのある声。

牧原さん?
「牧原さんですか?」

『ええ、そうよ。』

「あのぉ、何の条件・・・」

『いいから早くきて!直行で!!』


「なぜですか?」


なぜだか分からない。
なんで??

『師資栗が、はねられた・・』

「今から行きます。」
ケータイを切ると、
直接病院にいった。



とにかく走った。
2分くらいで着いたが、
ドコ?!



受付に・・・

「すみません、師資栗・・という
 ものは今治療中ですか?!
 はぁ・・はぁ・・・」




「あ、はい。いま牧原さんが。」



「通してください」



「すみません、どなたですか?」



「いとこです!!」



「そうですか。では。」
対面する。



「栗ちゃん・・・」


「愛海・・」



「何ではねられたり
 なんかしたのよ?」



「この前の講師がうらみ
 を晴らしたみたい・・・だな。」



「愛してる・・・」


愛してるよ・・・栗ちゃん・・・!

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