彼氏にしたい男子No.１～最強ヤンキーに愛されて

あたしが自分の気持ちをはっきり言わなかったから、そう思われても仕方ないよね。


だけど、こんな風にカミングアウトする形になるなんて。






和香ちゃんに弁解しようと思ったら……。


「佐々木さん、冗談だろ？俺のが先にコクってんのに。なんでよりによって九条なんだよ」


うわ……！


南くんが、すごい形相で詰め寄ってくる。


「南くん、本当にごめんね。あたし……」


「俺は認めないからな？第一、九条なんか見かけばっかで、大したことないって！優しいし、思いやりあるし、絶対俺だって」