彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「南くん、あのね……」


「あー、信じらんね」


南くん、相変わらずあたしの話なんてこれっぽっちも聞いてくれない。


どうしよう……。


南くんの側を離れたいのに、和香ちゃんがグループの子を囲って、


あたしの席の近くでコソコソ話してるし、戻る場所がない。






……あたしが予想した通りになっちゃった。


あたしは九条くんと付き合うようなキャラじゃないもんね。


みんなの反感をかうのは薄々気付いてたけど、


和香ちゃんやグループのメンバーに、自分の気持ちをちゃんと言わなかったからだ……。


今さら後悔しても、仕方ないんだけど。



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