彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
音楽の移動時間になると、いつも和香ちゃんがあたしの席に来てくれてたんだけど、


今日はグループの一人の子のところでしゃべっていて、あたしのところにはどうも来てくれそうにない。


……よし、勇気出そう!


「和香ちゃんたち、音楽室行こ?」


あたしが近付いてくと、グループのメンバーは和香ちゃんの顔色をうかがってる。


「もうそんな時間?しゃべってたら気付かなかったー、亜美ちゃんありがと!」


……あれっ。


今朝みたいな険悪な雰囲気はどこへやら。


あたしを見たあと時計を見て慌てる感じは、いつもどおりの和香ちゃんだ。



< 191 / 510 >

この作品をシェア

pagetop