彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
なんだ……あたしが気にしすぎてただけだったんだ?


いつものように、グループのメンバーと音楽室に行く。


廊下を歩いてると、他のクラスの女子の視線が痛い。


そして、こんな声が聞こえてきた。


「昨日、亜美ちゃんと九条くん校舎裏から二人で出てきたらしーよ。……何してたんだろ」


うそっ、あたしたちのこと、見られてた!?


「やることなんて、決まってるし。あの九条くんが、そんな絶好のチャンス逃すわけないじゃん」


……決まってるって、何?


ていうかあたしたち、一緒に転がって話してただけなんだけど!?



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