彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「悔しいっていうか……」


あたしは友達だって思ってたのに、和香ちゃんにはそう思われてなかったのかな。


ただ、それがショックで仕方ない。


あたしはやっぱり和香ちゃんがそんな子だって思いたくないよ。


みんなの前でああいう言い方されて、意地張っただけだよね!?


みんなが止めるのも聞かず、あたしは和香ちゃんを追いかけた。


和香ちゃんは自分の席にちょうどついたとこだった。


「九条くんと何があったかは知らないけど、だからってあたしと仲良くしたわけじゃないよね!?

あたし、和香ちゃんがそんな子じゃないって知ってるから」



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