彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
あたしと同じ時間帯になって、どう思ってるのかな。


そのうち授業が始まって、また休み時間がくる。


チャイムが鳴るなり、友達があたしのところに駆け寄ってきた。


「亜美ちゃん、ごめんね~!同じ時間にできなくって……」


「ううん」


そういえばうちのグループの子たちは、2つの時間帯に別れて同じ時間に入ってたっけ。


「ねぇところで、さっき南くん無茶言ってたよね。イメージ崩れる~。前はもっと爽やかだったのに」


「いえてるー。カッコいいって思ってたけど、なんかちょっと違うかも。やっぱ九条くんが一番カッコよくない?」


「えーっ、今まで反対派だったくせに!」


「みんな反対してるし、言えなかったんだって!」


「よく言うよ~」


あたしそっちのけで、友達は九条くんの話題で盛り上がってる。


この分だと、やっぱりグランプリは九条くんなのかな……。



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