彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「うわ~、やっぱナイって。あれが九条くんの彼女?絶対あたしの方がいいよね」


「うーん。素材はいいと思ったけど、あの子オーラないよねー」


ほっといて下さい……。みんな、言いたい放題。


一緒に歩いてるクラスのギャルも、その声を聞いて吹きだしていた。





教室に入ると、誰かと目が合う度に。


「えっ、昨日のがよかったのに!」


「なんで、今更眼鏡!?」


「一瞬誰かわかんなかったって!そんな顏だったっけ?」


なんて言われる始末。


あたしはあたしなのに、みんなの反応は昨日までと全く違う。


席についてしばらくすると、南くんがすっ飛んできた。


「佐々木さん!!!!」





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