彼氏にしたい男子No.１～最強ヤンキーに愛されて

「眼鏡は、外さないって決めたの」


あたしと九条くんとの約束。


これだけは、破りたくない。


「せっかく俺がアドバイスしてあげてるのに……。佐々木さんは、あれだな。宝の持ち腐れだよ。

こんなに綺麗な瞳を持ってるのに、眼鏡の奥に隠してしまうなんて、もったいない」


「南くん、買いかぶりすぎだよ。あたし、そんな素晴らしくないから……」


「そんなこと言ってないで。それに、言ったろ？いつか九条にフラレるって」


南くんはあたしを見て、本当に楽しそうに、そう言ってきた。