彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「でもそれって逆にすごい!話題がないのに、一緒にいられるって、もうすっかり彼女じゃなーい」


ズキッ……。


本当にそうだよね。


あたしは、九条くんと一緒にいたら無言の時間が長かったけど、


和香ちゃんは何かしら、ずっとしゃべってた。


特に話題がなくても、あんなに楽しそうにしてたよね……。


なんか落ち込む。


そう思ってたら、和香ちゃんが、チラリとあたしを見た。





「九条くん、あぁ見えて口べただから。女の子がリードするぐらいがちょうどいいんだよね」


ドキッ!!


あたしはあわてて、目を逸らす。


ドクドクと、鼓動が早くなっていくのがわかる。




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