彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「テメーかよ、俺の邪魔しやがって!せっかく彼女と仲直りできたと思ったのによ……。

あ……あぁーっ!!」


あたしに抱きついた男の子は、あたしの顔を見るなり、大きな叫び声をあげた。


「み……耳、痛いんですけど……」


「わ、悪いな。あれっ……さっきのって、亜美ちゃん?」


「ハイ……。てことは、さっきのは……」


あたしの前で照れくさそうにハニかんでるのは、


音楽でいつも九条くんと一緒にいた、


あたしのことを『眼鏡女子』って言ってた九条くんの友達だった。



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