彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「お願い!15時になるまでに、誰か見つけてくるから」


「ダメ!ちゃんと働いてよね」


ギャルはあたしにオーダーの紙を押し付けて、行ってしまった。





うわ~、あたしこんなことしてる場合じゃないのに!


あたしがいなくなったらみんな困るだろうし、振り切って行けないこの性格がほとほと嫌になる。





あたしの、おバカ。


結局、いいように使われてる……。


これ作ったら、絶対すぐ行く。






泣きそうになりながらも、あたしは急いでコーラをコップに注ごうと、ペットボトルに手を伸ばすと……。


横からペットボトルを誰かに奪われた。





あたしは、その本人を見て驚いてしまった。


だって……。


あたしの前に立ってるのは……。






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