彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「亜美ちゃんのは本当だから。……あんたの本当の敵は、あたしじゃないよ」


「うん……和香ちゃんっ……あ…りがと」


「ほら~、泣かない!」


あたしの涙をハンカチで拭きながら、和香ちゃんが慰めてくれる。






「もう、大っ嫌いなんて……言わないでね」


「ウジウジしてる亜美ちゃんは大っ嫌いだけどね。

言いたいことあるのに、あたしが我慢すればいいみたいなとこは、ホントいつもイライラしてたから」


「ごめん……」


「けど、そういうとこが九条くんは好きみたいだから?いーじゃん。好きな人がいいって言ってくれるなら」



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