彼氏にしたい男子No.１～最強ヤンキーに愛されて

「亜美ちゃん、俺と付き合って」


見たこともない先輩からの告白。


しかも、いきなり亜美ちゃんって……。


「ごめんなさい……」


そして、断る。


あたしの何が良くてコクってくるのか、さっぱり理解できないよ。


教室に戻るとき、あたしのそんな姿を見て、南くんは満足そうに笑うんだ。


南くんのために断ってるんじゃないんだけどな……。


「亜美ちゃん、次、音楽だよー」


「あ、うん。すぐ行く……」


席を立ったところで、また呼び出された。


「佐々木さーん。呼ばれてるよ」