彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「亜美ちゃん、南とは付き合ってないんだよな?あの爽やか男を越えるヤツなんかいるのかよ」


目の前の男子があたしに食ってかかってくる。


ココにいるよ!


って言いたい気持ちを抑え、勢いに負けそうなあたしは思わず一歩後退りした。


そこへ、九条くんの友達が割って入ってくる。


「亜美ちゃんはな、お前より俺がいーってよ」


……あはは、違うし。


困り果ててチラッと九条くんを見るけど、九条くんはよそ見をしながら、自分の髪の毛をいじっていた。



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