彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
この間、眼鏡を取り上げられたときみたいに、九条くんが助けてくれる様子なんて全くない。


あたしに全く興味なさそうな、九条くんのそんな態度を見てるだけで、胸が痛くなってくるよ……。


そしたら、九条くんの友達が突然九条くんに話を振った。


「九条も何か言ってやれって!」


「なんだよ……俺、関係ねーじゃん」


そう……なんだよね。


九条くんは困った顔をして、友達を見てる。


あたしが変なアピールをしたばっかりに、九条くんを巻き込むことになってしまった。


……ごめんね、九条くん!



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