彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
九条くんの友達が、リコーダーを吹き終わって戻ってきた。


「九条、席代われって」


「お前、うるさいから」


九条くんは、ガンとして席を譲らない。


「亜美ちゃんの隣がいい!」


「黙れ、バカ」


九条くんとその友達のやり取りを見て、音楽室にいる女子がクスクス笑ってる。





だけどあたしの気持ちは重いまま。


さっきまで幸せな気分だったのにな。



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