彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「さっき、俺の亜美ちゃんとコソコソしゃべってたよな」


「知らねー」


「見てたぞ!?何話してたんだよ」


「何も話してねーって」


あたしの方は向かないんだけど、九条くんが笑う度に肩先が軽く触れる。


気持ちは重いままなのに、


そんなことだけで、あたしはドキドキしてしまう。


この気持ち……どうしたらいいんだろう。


この際、中学生のときみたく、バカになって


いきなり二人の間に入っていくぐらいの勇気が欲しいよ。




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