彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
結局何も行動に移せないまま、音楽の授業が終わってしまった。


九条くんと話せるこんな絶好のチャンスは、もうないかもしれないのに……。


あたしのバカ、意気地無し。


九条くんは、高圧的に話しかけてこなかったよね。


見た目は変わったけど、あたしに話しかける口調は優しかった。


それなのに……


あたしってば。






「亜美ちゃん、席取れなくてごめんね!」


和香ちゃんがあたしのところに、駆けよってきた。


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