ツンデレ姫VS俺様王子




「隼人!」




遠くの方で

光が俺の名前を叫んだ。




「光くん!隼人借りまーす♪」

「俺は鈴香のだからいーのっ」

「光くん大事にしなきゃだめだよー?」

「はーい!...じゃーなっ!光っ」

「じゃーな......。」




俺は幸せいっぱいバカやろうで

この時すでに俺らの関係が崩れていることに

気付きさえもしていなかったんだ。




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