ツンデレ姫VS俺様王子




「走るぞ!!」




あたしの手を引き、走り出す。





「あー!楓!!」




後ろで胡桃の声がした。

バレてるじゃない......。




手を引かれてやってきたのは

普段使われていない旧校舎。




「って、もう手離しなさいよ!」



そう言って、あたしは手を振り払った。




「......チッ......。」




< 93 / 238 >

この作品をシェア

pagetop