〜Endless Love【空】5年後の君へ〜





秋の夜風に吹かれながら
身震いするあたしに気付いのか、





『あと2〜3分だから我慢な!』




と、梓はあたしを気遣うように
声をかけてくれる。
そんな些細なことがとても
居心地がよくて好きなんだ。





『うん。』





小さく返事をして、バイパスを
物凄い速さで突っ切っていく。





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