『優しくしてください。』



[高橋くん…、ありがとう]



[え‥?]



[言ってくれてありがとう。
あたしも、その‥、友達として
高橋くんのこと大好きだよっ]



[(大好き‥ね。)]



高橋くんは床にもたれるように
して地面に座ると

腕で顔を隠しながら、



[ご、めん美憂ちゃん。
1人で帰れる?]



[うん。]



[また明日ね]



[‥‥うん、また明日]



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